夕陽の柩 あらすじ

  紀元前480年、ギリシア。ペルシアとギリシア諸都市の関係が緊迫したものとなりつつある頃。
  スパルタ上位王家アギス家の当主レオニダスに、逃れられないデルフォイの託宣が下りる。
  それは、王にとっても都市国家スパルタにとっても過酷な二者択一を迫るものだった。
    ※タイトル最後に★マークがあるものは若干の性的表現、暴力表現、差別表現等を
    含む場合がありますので、予めご諒承下さい※

夕陽の柩 本編

   序・デルフォイの預言(10/完結)
    紀元前480年、スパルタ王レオニダスにデルフォイの託宣が下りた。それは、彼と国とにある二者択一を迫る。

   第一章イオニアの華
    古代ギリシア歴史背景。イオニアの華と呼ばれた古代都市ミレトス、古代ギリシア国家の成立とペルシアの発展。

    一、植民都市と都市国家(8/完結)
     植民都市と都市国家の成立について

    二、騾馬の王★(119/完結)
     弑逆の王に下りた託宣。「騾馬の王が生まれたらサルディスが滅びる」。その預言の王とは…。
      一   二   三    四   五
      六   七   八    九   十
     十一  十二  十三   十四  十五
     十六  十七

    三、民主制と僭主政★(14)
     民主制と僭主政、その発達と背景。

    四、スキュティア遠征(38/完結)
     スキュティア親征したペルシア王ダレイオス、追従するイオニアのギリシア諸国家。スキュティアもまた自衛の為に…。
      一   二   三    四   五

    五、嵐の前兆(33/完結)
     遠征から帰還したダレイオスは、欧州担当司令官メガバゾスからヒスティアイオスに対する疑惑を打ち明けられ…。
      一   二   三    四

    六、ナクソスから来た客(43/完結)
     ヒスティアイオスの代わりに僭主となったアリスタゴラスは、ナクソス島から来た客を受け容れるが。
      一   二   三    四   五

   第二章 英雄の末裔
     英雄の末裔としての血筋をうたう人々の歴史と背景。

    一、ヘラクレイダイ(37/完結)
     ヘラクレスの血をひく一族とされたスパルタ王家の歴史とその背景。
      一   二   三    四

    二、ペルセウスの末裔★(52/完結)
     ペルセウスとその妻アンドロメダの末裔とギリシアに伝わるペルシア王家の歴史と背景。
      一   二   三    四   五   六

    三、享楽の都市
     準備中。


夕陽の柩 外伝

   灼熱の華★(24/完結)
    キュロス大王の側近にして冷静沈着な男の初めての(?)鮮烈な恋とその結末。
   アダクリュス・マケ★(14/完結)
    ペルシア帝国の到来に飲まれまいとする人々の凄惨な戦い。
   二人王★(24/完結)
    スパルタの王は常に二人。その二人の王それぞれの恋。


夕陽の柩 資料

   登場人物一覧